コンテンポラリーダンスと英語とねことパンの日々
    

「成虫」…青春って打とうとしたら

20代後半になって、やっと自分の性格がわかってきた。というか、まとまってきた。
無論、自分のことはそう簡単にわからないものだが、いわゆる就職活動などで答える当面の「自分の性格」みたいなものが、見えてきた。
私は学生時代の終わり、混乱の真っ只中で就職活動どころじゃなかったので、やってないのだ。


2、3年前までは、創作活動をしているときだけ、はっきりまとまった自分を感じられた。
創作していないと、自分がバラバラで、どうにかなりそうだった。
今は、何もしなくても、わりあい同じような状態で、安定している。
自分の性格はこんなふうと形容できる。


完璧主義と思っていたけれど、そうでもないみたい。*1
ダンスは打ちこんでいたのに、自作自演を一回やったら満足しちゃった。*2
英語は、産業翻訳までやったけど、1年ぐらいで辞めた。*3
西洋占星術も、ホロスコープが独力で読めるようになったら、まあそれでいっか、と。
今は色を勉強しているけれど、どこまでやるのかなあ。


すぐに結果が出るものが好きなんだな〜。試験とか、自分を苛めて自己改革するとか。
外見も、変えると、変化が目に見えるからなあ!


一つのことに深いと思っていたが、わりあい浅く広くな性格でもあるのかもしれない。
自分のチャートを読むと、いろいろなことをやってみるのが吉と出てる。
毎日努力して、30年先を見て、
このまま、できること・好きなことをやって、神さまについて行きましょう。


英語に戻り、深め、
色に戻り、深め、
パン屋に戻り、深め、
パン屋なんか、もう4年目だよ。学生時代を含めたらもっと長いよ。がんばれ〜。


ついでに、書くことに戻り、深め、
アメリカに戻り、深め。。。しめしめ、何がだ。

*1:例えば、芸術家は、自分語で語る。そして、人に理解されないことが多い。彼らは大衆の地平まで降りない。でも、それでいい。彼らが創始者なんだから。無から有を作り出す人だから。◆私は無から有を作るタイプの人間ではないと思う。多くの人にとっては意味不明の、一人よがりの言葉で語り続けるよりも、一般的な言葉で話そうと思った。普通の人になりたかったから。多くの人の中に入りたかった。そうすることを選んだ。そして、ひとつひとつ、自分の言葉を、多くの人に通じるような平易な言葉遣いに、直してきたつもりだ。まだ時々わかりにくい文章を書くし、全然満足できていないけれど。◆彼氏は芸術家に憧れ続けているようだ。私は芸術にはずっと興味がなかったし、ただの英語オタク・コンピュータオタク(ちょっとアニメオタク?)だったと思う。オタクでもビル・ゲイツみたいに突っ走って自分の世界を社会に広めるに至る人もいるけれど、このオタクは就職を期に社会化した! 結局、ここまで普通の人に同化できたということは、元々けっこう普通の人だったんだと思う。振付は、やめました。

*2:でも自作自演までやったのは相当なものだと思う。

*3:翻訳までやったのもそれなりにがんばったと思う。帰国子女じゃないのにいきなり米国の大学に学部留学して哲学専攻したし。