コンテンポラリーダンスと英語とねことパンの日々
    

トリノ五輪 男子スノーボードハーフパイプ

縦のパイプを垂直に切断し、地面に横たえる。
ハーフパイプ」と呼ばれるスノーボードの舞台だ。
(もちろん、スケートボードの舞台でもある。)


ボードが宙を舞う。
カメラが視界を見下ろす。
空とたくさんの観衆と真っ白なハーフパイプが眼下に見える。
わくわくする。 空を飛んでる!


ハーフパイプの半径は5メートル。歩道橋ぐらいの高さ。
トップクラスの競技者は、5メートルをさらに越え、
ハーフパイプの上にいる観衆の頭一人、いや二人分上まで、遠心力で飛んでしまう。
ひょっとしたら、9メートルの高さのビルから下を見下ろす計算になる。
もしそこから、落ちたら……。骨折では済まないのでは?


成田童夢くんは、先シーズンで負った腰の痛みを抱えながら競技したとか。
上から落ちたときは、ものすごい激痛なんだろうな。
とてつもない大きなリスクを孕んだスポーツだ。
私は高いのが怖いからできないけれど、
スノボの魅力がよくわかった。
こんなにスリルと攻撃性に満ちた遊びに、はまらないわけがない。


金メダリストはショーン・ホワイト(USA)。日本勢は4人とも予選敗退した。
http://www.shaunwhite.com
http://www.heckler.com/shaunwhite.html


Gold Medal: Shaun White, USA
Silver Medal: Danny Kass, USA
Bronze Medal: Markku Koski, Finland


This event seems tailor made for the Americans as they took three of the top four spots, with Mason Aguirre finishing fourth.