コンテンポラリーダンスと英語とねことパンの日々
    

陽気なアッサンブレ

モーリス・ベジャールによる20世紀バレエ団
およびイタリアミラノスカラ座にて
ソリストとして活躍したイタリア人の、
バレエクラス。
基本的な型を陽気に楽しく教える先生。


先生はクラスで、綺麗な仏語で、流暢に話した。
クラスにいた外国人生徒とも同様に仏語で会話する。
先生は仏蘭西人だろうと思った。
だが、クラスの最後に私が
「Merci beaucoup」
と挨拶しても反応が薄かった。
アレ?


今、ダンススタジオのHPを確認したら、
伊人だった……。
来週は「Grazie」と言わなければ。


先生が「質問はありませんか?」と聞いてくれた。
アッサンブレとグリッサードがわからない。
レッスン中の隙間時間と、レッスン後に、訊いた。


「Que アッサンブレ?」
「Que グリッサード?」


先生は私の片言を可愛く真似つつ、
ていねいに教えてくれる。陽気な人だなあ。


私は、Queを仏語のつもりで話したのだ。
家に帰って、母と話していたら、
Queはスペイン語だと判明。そうだった……。
「Quoi?」が仏語?


どちらにしても、イタリア人だったら、
仏語でなく伊語で話しかけられる方が
嬉しいだろう。
だったら、
「Cos'è アッサンブレ?」
かな?


パドシャするときに、
肩と脚を思いっきり外に向かって開く。
肩と脚の位置は、
自分が思うより後ろにあるのが正しい。
このような姿勢を身につけると、
いつでも自信たっぷりで堂々と歩くように
なると思う。
(今でも十分態度がでかいかもしれないが)


先週の伊人の先生にも
仏語で話しかけてしまった。
仏蘭西人だと思ったのだ。
いまひとつ、伊語や伊人らしさが
わかっていない。


イタリア人の友達いないからなあ。
フランス人、ドイツ人、ブラジル人、
メキシコ人の友人はいるけれど。