コンテンポラリーダンスと英語とねことパンの日々
    

渋谷慶一郎 × 池上高志@SYNAPSE(東京大学)

SYNAPSE by Academic Groove

  • The University of Tokyo


学問の魅力をより多くの人へ届けるために、社会、環境、アート、デザイン、建築、メディアなど専門領域の枠組みを飛び越えたイベントやメディア発信を研究者自らが関わり、編集・企画・運営するプロジェクト。


SYNAPSE SYNAPSE Event
学術を世界と結ぶ “SYNAPSE”

SYNAPTOGENESIS phase.1


2010年12月26日(日)OPEN 16:00 / START 16:30 / CLOSE: 20:00


会場:東京大学本郷キャンパス 福武ホール


出演:


Orist Workshop Directed by 舘知宏(ビデオ出演)


坂口恭平 × 中村雄祐


渋谷慶一郎 × 池上高志


入場無料


渋谷慶一郎(音楽家)と池上高志(「複雑系」研究者)の対談。
に誘われた。
ので、センター試験と我が家の墓参りぶりに東大に潜入。


坂口恭平(建築家?)氏の「建築って何なんだ」と身悶えしながら、
日本における、先進国だからこそ可能なホームレスの人々の生態と、
彼らがリテラシーとして抜け抜けと(?)
日本国の法規制を利用して生き抜くサバイバルを、
フィールドワークしている様に、
圧倒的なユーモアを見出すことが出来。


氏は学生時代、設計図のライン、1本引くのに手が震えて、
引けなかったそうだ。


何か自分と同じような神経症レベル、失礼、
というか、哲学病、ごめん、
というレベルを経験したような気がし。


別に学問しなくてもいいし、大学にいなくてもいいけど、
素直に建築家になり、建築事務所に属することは出来ず、
だからここにいます、的な居心地の悪さを抱えながらの、
バイタリティ溢れた話しぶりが印象的だった。


シナプスは、「東京大学を編集して魅せる」学生プロジェクトの一環でありながら、
居心地が悪い人たちが集まった場所に思えた。
それは彼らの暴走する(?)知性に身体性が追いついていないから、のように見えた。