コンテンポラリーダンスと英語とねことパンの日々
    

右足のかぼそい小指くん

どうして外反母趾にはなってないのに、
内反小趾になりかけているのだろう?
という長年に渡る疑問が解けた。
答え: 小指に意識が行ってない。


特に、右足の小指くんは、独自に動けないぐらい貧弱だ。
左足の小指さんは、いつもきっちりと床をつかんでいる。
彼女は、一人で床と遊べるぐらい、元気である。*1


イタリア人のプロのダンサー・振付家が、
もっとしっかりひとつひとつの足指で床をつかんで、
そうしたら安定して立つことができるよ、
と私にアドバイスしてくれた。
そうだ。私は足の小指さんたちにケアが足りない。


右足首の捻挫を繰り返すのも、
右足の小指くんを忘れていたことが、
大きな要因かもしれない。
私の右足はいつもぐらついている。
右足だけ、靴底の減りが片方に偏る。


右足は、左足より、偏平足である。
土踏まずがない。驚くべきことだ。
あまりに偏平足で、合う靴がないのである。


今回の就職にあたって、パンプス選びに苦労した。
なまじ甲が薄く足囲が細いから、
普通のパンプスを履くと簡単に脱げてしまう。
だから、この二十云年間、
ブーツとスニーカーとサンダルばかりである。
恥ずかしながら、パンプスを持っていない。
(ブーツ超愛用者)(だからオタクだって!)


右足は部分的にしか使ってないから、
筋肉の発達のしようがないのだろう。


右足の小指くんを鍛えることにする。
 
 
 
 
 
余談だが、
改めてパンプスは拷問器具だと思った。
今回ストラップ付のパンプスを2足買ったのだが、
親指と薬指、小指が当たって痛いから、
お店の人にその部分の革を伸ばしてもらった。
彼女は、
「あまり伸ばすと、足が前に寄ってきて
 却って痛いですよ〜。
 足が前に来るのを狭い靴先で留めるのが、
 パンプスですから」と言われ。
えー、そんなのナンセンス!
じゃあ、パンプスをずっと履いている女性という女性は、
必然的に外反母趾になるということだ。


変、変、変!
無駄毛処理や、化粧や、パンプスも、
みんな無くなってしまえばいい。
無駄毛処理の習慣の無いエスキモーや
ギリシャに憧れる。
文明は、人間に苦痛を強い、
素知らぬふりで「文化的な」顔を見せ続ける。

*1:腕も、左腕のほうが筋肉が発達している。何故かって? 私は左利きなのであるよ。