コンテンポラリーダンスと英語とねことパンの日々
    

もう少しで手の届くきみへ

1. 恐怖の価値


恐怖とは悪である。


と思っていたが、そうではないみたい。


太ることが怖い。毎日毎週、バレエとストレッチに励む。


いじめが怖い。毎日毎日、空手に励む。空手五段となる。


火が怖い。火傷を免れる。


カモシカが怖い。トカゲは生き延びる。





2.挨拶はオープンドア


挨拶とは無駄である。


そう思っていたが。


挨拶が無く話しかけるのは、ドアが開いてない家の壁を打ち破って中のソファをもらって帰るようなものだろうか。


挨拶して話せば、ドアを開いて、本革の歪んでない綺麗なソファを持ち帰れるかもしれない。


そもそも、ソファをもらって帰ろうとしている時点で、発想が卑しいけど。*1




無傷の魂にアクセスする。
 
 
 
 

*1:生きるとは、永遠の物々交換という経済の営みである、と仮定して。