コンテンポラリーダンスと英語とねことパンの日々
    

philosophy, spirituality

境界線から戻ってくる10年

一回寝たきりになってから、 フルタイムへの完全な回復までは、10年ぐらいかかった。 一度境界線の向こう側に足を踏み入れて以来、 いったん損なわれた短期・長期記憶が正常機能に回復するのに、10年かかった。 5年目ぐらいでは、昼間も、記憶が時々飛ぶこと…

恐怖の対象

恐怖を乗り越えたとき、 その対象について恐怖していたことは全く思い当たらないものとなる。

村上春樹『色彩を持たない多崎つくると、彼の巡礼の年』

言わずと知れたベストセラーであるため、今更語るべきものはない。 ダンナに薦められたため、暇つぶしに読む。 ・父の設定:多崎つくるの父は、登場グループの5人のうち一番裕福である。 また、父とつくるの関係は、薄い。 Q. 父像が希薄であることと、 村上…

ポスト資本主義経済を考えてみた

ポスト資本主義経済を考えてみた:『価値主義』と『情報経済』 この記事も、評価経済について。

岡田 斗司夫『僕たちは就職しなくてもいいのかもしれない』

僕たちは就職しなくてもいいのかもしれない (PHP新書)作者: 岡田斗司夫 FREEex出版社/メーカー: PHP研究所発売日: 2014/10/16メディア: 新書この商品を含むブログ (7件) を見る貨幣経済の代替としての評価経済について。

会社で休みを取ることと、なくてはならない人材になること

なぜ、園児や小学生は、月1〜2回休むのが平均的なのに、 大人になると、皆勤が当然とされるのだろうか? そんな、機械のように365日元気な人間は、いるわけがない。 要するに、39度の熱が出るときもある。 それでも、仕事に行く? 熱があっても、仕事に行く…

体が弱い人に実践してほしい一つのこと

体が弱い人に実践してほしい一つのこと taigu-gensho.com 説いているのは仏教のお坊さんらしいが。 使命感を持ってやることは、多少熱が出ていても、続けられる。だって。 やりたくないことを無理してやっても、過労死する。だって。 個体差はある。 だけど…

Debra Jarvis: Yes, I survived cancer. But that doesn't define me (TED MED)

TED MED Yes, I survived cancer. But that doesn't define me 病気である自分は、自分の一部である。 とすると、 私は誰だろうか? 私は、隣の芝の青さを羨望し、優柔不断で、 英語とダンスとネコを愛する、 人、 かな?

はったりの芸術(アート)x身の丈で生きる

営業とは最高の芸術の一つであるそうだ。 自分の価値を大きく見せるのも、 その芸術のうちの一つであろうか。 どのくらい自分を大きく見せたほうがいいのか? なんで、多くの人は、いつも自分がいかに貢献したか、 アピールするのだろう。 私には、自慢に聞…

愛のある、愛のない、ブラックホールでない宇宙について

暇な人は恋愛についてばかり考えてしまうらしいので、 もう少し別のものに熱中しようかと思う。 社会人生活を始めて、まず始めたチャレンジが、 「男女問わず皆と仲良くなること」 結果として、これは最近はまあできるようになった気がする。 ただ、同時に恋…

戦うということについて

ガンジーに代表される『非暴力』が良いことだ と思ってきた。 私は基本的にリベラルだし、ニューエイジ的なものの考えに染まってしまっている。 なので、デーヴ・グロスマンのような共和党的な、 そして「自分にとって大切なもの(自分、家族、国家)が殺さ…

破壊衝動は、生きる本能の裏返し

破壊衝動は、生きる本能の裏返し。 であるならば、私も人並みに、本能を持っている。 1.抑圧された薄幸な本体(「いい子」気味) 2.破壊的パーソナリティ みたいに分化せず。 結論として、バックヤードで人の悪口ばかり言う販売のアラフォーおばさん、 …

トリニティ・ライン

三位一体が何を意味するかは、宗教の専門家に任せるとしよう。 △系、じゃなく、三角形。 自分の中心がどこになるのか、みたいなことを考え始めると、 迷路に迷い込む。 3点あって、初めて、私が成り立つ。 と考えると、 わたしはわたしでいられる気がする。

群青の空に半月昇る

年配の人は、年を経ているだけで、偉い。 なぜなら、生き延びること survival は、大変なこと。 小学生や、高校生の頃は、思いつかなかった、そういったアイデアが。 84歳。 84年間、生きてきた。 凄いな。 素直にそう思える。 ☆ 自分も、生きているだけで、…

3 生理的感覚の変化について

家族が、性格(感覚)の違いによる不和を、 宗教的もしくはスピリチュアルな解脱によって、超えようとしている気がする。 他者がいて初めて成立する、外的、関係的、本能的問題を、 内的、精神論で片付けることができるのだろうか? それは、私には、一面で…

2 美しい顔、醜い顔

人を疑う 疑うことで仕事が円滑に進む 感じないようにする 鈍感にならないと仕事を円滑に進めるのは難しい 仕事をするということは、性格が悪くなるということなんだろうか 仕事をするということは、顔に深い皺が刻まれるということなんだろうか 一方、アラ…

1 美しさと醜さの価値基準について

汚いと綺麗がよくわからなくなってきた 汚いトイレ しかし、<私にとって> 父の用の後は臭くなく、母の後は臭い それは遺伝子によって、操作された感覚だと、研究者は近年発表している もしかしたら、パリコレ出演モデルが醜いと感じる人も何百万人といるか…

赦しForgiveness

自分、パートナー、親、日本、世界、 許せないことが多い それでも人生にイエスと言うことが、必要なのか 何回もイエスと言ってきた それでも、 身体は苦しい 潜在意識を変えることが必要云々言っても、 切りがない 苦しさを取り除くより、 苦しさを意識しな…

妄想と知覚と痛みについて

もし狂気と呼ばれるものがないとする。 それはただのラベルだと、考えてみよう。 すると、教室で奇声を発する人はおかしくない。 (発したいから発しているのであれば、おかしくない。 また、発したくなくても発してしまうのであれば、 脳の機制が発しない人…

勝負を超えた世界

勝者になったら、それでいいのか。 そうじゃないだろう。 弱者でも生きやすい世界を作っていかないと。

仏教における諦念と絶対的相対主義と運命主義

はどう異なるのか? 同じでないのか。 諦念が主義化して、 諦念主義、となると、絶対的相対主義になるのか。 そうすると、「人生なんてそんなものさ」と斜に構えた達観した態度は、 仏教における諦念とは異なることになる。 周りの可能性に対して、常に開い…

Being Very Liberal and Atheist

どんな価値も、それもありだよね、 と、自分の価値すら、それも一つの選択の余地だよね、 と、 ひたすら、相対化していく、と。 本来で生きる上では、非常に大切な自我にとって、 貴重な私でさえ、「絶対的な」価値を失っていく。 絶対的な相対主義を、Very …

空即是色とストーリーテリング

空即是色とは何か。 灰色の空が色(カラー)になる。色*1を体験するのが人生という場。 すべては流れゆく。空しい。 空 = 瞑想中の時空で体験する(はずの)、説明不能な時空を超えた何か。 空 = 空=本質。であるならば、人生は虚しい。(ニヒリズム) 空…

Absurd

どうして世の中は理不尽なことばかりなんだろう? 世界64億人の価値観が皆異なるから?

What you love,set it free

What you love,set it free. If it does not come back to you,it was never yours. If it does come back to you,it was always yours.

Though I walk through the valley of the shadow of death

Yea, though I walk through the valley of the shadow of death, I will fear no evil: for thou art with me; thy rod and thy staff they comfort me. Psalm 23:4

満月の日

初めて月が美しいと思った。 月は、太陽の光を反射するだけかと思った。 そうではなく、 月は、太陽の力を反射する『力』があるのだった。 その力は、いわゆる人を動かすパワーではないが、 人を引き寄せる類の磁力だった。 私は太陽以外の力を、無、と見な…

ガンジス河

自分のことをクリスタルボール(窓からつるして日光を反射して光るデコレーション)のように思っているから、 何かあったときに汚された気がするのであって、 自分のことをガンジス河のように思っていれば、 死体が流れてこようと、ブラック企業が立ちはだか…

喜びと結果

ダンスクラスでさえ、「自分のペースでロールアップして、戻ってきて」 といわれて、本気で自分のペースでやってたら、 みんなが次の振りしてるとき、 わたし本気で、まだ指先がすねのところに上がり始めたところだよ。 滋賀に行ったら、東京は滋賀の3倍速だ…

休日は、戦士率15%、僧侶率80%、天使/極悪人率5%

そもそも、戦いたいと思っている人はあまりいないはずだ。 家族を殺されたから、殺されそうだから、 家族を守るために、祖国を守るために、 立ち上がる。そうせざるをえなかったシチュエーションがあったはずだ。 でも、破壊し尽くし、征服し尽くしたい。 そ…