コンテンポラリーダンスと英語とねことパンの日々
    

2008年フレグランス・トレンドはライトなナチュラル志向か 2008 The 36th Annual FiFi Awards


遅ればせながら、毎年恒例のFiFi Awardsの発表。


May 21, 2008 – The 36th Annual FiFi Awards were hosted by The Fragrance Foundation at the Park Avenue Armory in New York City.

Hall of Fame Award:
Vera Wang


FRAGRANCE HALL OF FAME:
Annick Goutal Eau d’Hadrien


FRAGRANCE OF THE YEAR WOMEN’S LUXE:
Daisy Marc Jacobs


FRAGRANCE OF THE YEAR MEN’S LUXE:
Dolce & Gabbana Light Blue Pour Homme


FRAGRANCE OF THE YEAR WOMEN’S NOUVEAU NICHE:
Prada Infusion d’Iris


FRAGRANCE OF THE YEAR MEN’S NOUVEAU NICHE:
Armani Prive Vetiver Babylone

FRAGRANCE OF THE YEAR WOMEN’S POPULAR APPEAL:
Intimately Beckham Women


FRAGRANCE OF THE YEAR MEN’S POPULAR APPEAL:
Intimately Beckham Men



2008 FiFi Awards


今年の受賞作は、フロリエンタル(&シプレ)好きな私としては、
あまりそそられないものばかりだった。
トレンドが、軽め、ナチュラル志向、オーガニックな香りに流れているようだ。


Vera Wangが全部門における最優秀賞を受賞したが、
Vera Wangはブランド自体、日本でさほど認知されてない。
受賞を機に売れるのか。未知数だが、私はあまり楽観的でない。
Annick Goutalがフレグランス大賞を受賞したが、
私にはもてはやされる理由がわからない。
ただ、Annick Goutalの人気は確実に拡がっている。


Armani Priveは注目していたのに、未だに試香してない。どこに行けば。
Daisyもまだ。後ほど報告する。



2008年3月末、日本では珍しい独立系フレグランス企画開発会社フィッツ・コーポレーションの手がける
表参道のフラッグショップ「ICI」が、3年間の営業の末、閉店した。
やはり、日本のフレグランス市場は厳しいと思わされる。
戦後60年間、フレグランスは、どんなに頑張っても日本の化粧品市場の1〜2%を占めるのみ。
西ヨーロッパでは、化粧品市場の40%がフレグランスのシェア。
この違いは、大きい。
根強い文化の差は、超えられないのか。あるいはどのようにして乗り越えられるか。