コンテンポラリーダンスと英語とねことパンの日々
    

勅使河原三郎『ダブル・サイレンス〜沈黙の分身』

勅使河原三郎『ダブル・サイレンス〜沈黙の分身』

2009年3月29日(日)15:00〜16:15
渋谷Bunkamuraシアターコクーン コクーン席4000円
3月21日(土)から続く6回公演の最終日。


会場の半分は空席。拍手も平均的。ブラボーの声は聞こえず。


(感想後日記す)
山海塾と同様、一度観て損は無い、緊迫感と、言葉を超越した美学の結晶である。
小さなスモークが床のあちらこちらから噴き出す、そのリズム感と量、
後方のスモークを、前方のダンサーが、ドラゴンが息を吐くように見せ、口を開き切る、
など、遊び心とユーモアを感じ、楽しめた。
勅使河原三郎氏独自の豊富なダンス・ボキャブラリーと、
さながら軟体生物であるかのような信じ難い腕の動き、
また7人(?)の群舞のうち、(今や勅使河原三郎のカンパニーKARASで彼と並ぶ
中心的存在である佐東利穂子氏はもちろん、佐東氏に並ぶ存在であるように思われる)
1人の女性ダンサーの、狂い桜吹雪のような舞に心動かされる。
(to be continued...)


http://www.st-karas.com