コンテンポラリーダンスと英語とねことパンの日々
    

蜃気楼

憧れの男の人たちとつきあった。この年齢にして初めて。
(等身大の男たちでなく)


そうしたら、そういった人も、
欠陥というか、
弱さというか、
欠落というか、
トラウマというか、
影というか、


どうしても埋めることができない穴があり、
その深さと疼きと痛みに苦しんでいる、
普通の・・・
生きる存在・生き延びる生物、
そして欲望する動物なのだ。


ということが、うっすらと、ぼんやりと、
茫漠と、砂漠のなかの蜃気楼のように・・・
感じて、わかりかけている。


そして、多分、そのことは、先生が、いちばん、はっきりと、
明確な形で、ご存知なのだと思う。