コンテンポラリーダンスと英語とねことパンの日々
    

『DDD』2006年1月号は買いだ!

『DDD』の1月号(Vol.3)を読む。

●全体的な印象として、前のふたつの号より面白い! 洗練されてきた!


●具体的には、
・インタビュアーの、ダンサー・振付家への質問の仕方・話の突っ込み方が上手く、鋭くなったかも? そのような取材の技術力が短期間で劇的に変わるものかわからないけど。
・海外公演情報欄の下の隙間にさりげなく、公演の小さな写真がちりばめてあるところなんか、大変だろうけど、偉いよなー、お仕事してるよなー、と思う。


●体裁も雑誌らしくなってきた。つまり、
・記事のレイアウトの、密度が濃くなった。デザインとして美しいままに、ごちゃごちゃ詰めこまれた感(凝縮感?)が増してきたし、
・大判の写真が多くなり写真雑誌としても見られるようになってきた!
                   (この二つは以前伝えた要望通り、ふふふ。)
そして、
・公演情報・ワークショップ情報も見やすくなった。


●内容が、本当に私が前から読みたいと思っていた内容だ。
企画がいい! 内容の読みごたえがある!
・フラメンコ、フラダンス、社交ダンスの突っ込んだ紹介
筧利夫近藤良平の対談
・イリ・キリアン、パパ・タラフマラ笠井叡、菊池研、川平慈英 インタビュー
・コンドルズ コラム 




●難点としては、
・誤植が多い(こんなに誤植が多い雑誌は見たことがない。しかし今号はちょっと減ったかな。)し、
エクスクラメーション・マーク、クエスチョン・マークの後に一文字分、空けることを知らないライターさんが多いみたいだけど。
まあそんなことは大したことではない。


『DDD』、なんだかものすごく表現力を増して可愛らしくなってきたので、これで1000円で大丈夫か? もっと取ってもいいぞ?(でも実際に値上がりされたら困るぞ?)という気がしてきた。
バックナンバーVol.1, Vol.2は、これで1000円って高くない? とか思ってたけど。