コンテンポラリーダンスと英語とねことパンの日々
    

お客さまの立場に立って

代わりに、『セブンイレブンからヒット商品が生まれ続ける理由』を買ってきた。
セブン‐イレブンからヒット商品が生まれ続ける理由
セブンイレブン・ジャパンの会長兼CEO鈴木敏文氏の本は多くの人に読まれている。今更だが、引用しよう。

売り手の都合とお客さまの立場、この間にある矛盾をどこまでお客さまの立場を貫く形で追い込んでいくことができるか。それがお客さまをめぐる競争なのである。

泣きそうだった(仕事帰りで疲れていたことは差し引き)。
自分の上司がこんなことを言ったらすごく感動するだろう。言い様によっては理想論に聞こえる、これを本気で言い続け、実行し続けることのできる人は少ないのでは。
うちの会社には、最近、以前のような熱意が感じられない。商品の質が落ちてきたし、本社の対応が遅くなった。システムがパンクしている。
新店舗がオープンしたので応援に行った。パンの配置がグチャグチャだった。あんな扱いをしたらパンが可哀相。Mr.パンがかわいそうで泣きたかった。いくら店員が足りないとはいえ、目茶苦茶だ。他にも不手際がたくさん目についた。オープン店舗でこれって……お客さん来なくなるよ。いろいろ直し、創り、声を上げた。
個人と集団が勝負したら、個人は負ける。私一人が孤軍奮闘したところでどうしようもないことは、経験からわかる。けれど、うちの会社にも熱意ある現場の従業員がかなりいる(本社側が微妙っぽいけど)。まだまだ、これからだ。うちの会社は若いから、不備がたくさんある。これから、作っていこう。


一流の店で働きたい。けれど、一流の店の容赦なさを知っている。学生時代に一流(二流?)の某有名料理研究家のレストランで働き、解雇されたことがある。うっかりシフトが入っているのを確認し忘れ、行かなかったのだ。即刻クビだった。セカンドチャンスは与えられない。一流の店は、容赦ないことを身をもって知った。私のような健康上の問題がある人は、ペースダウンしたらすぐに辞めさせられるだろう。こんな私を4年間雇い続けてくれるのが、うちの会社なのだ。縁のある会社で、がんばります。


とか言ってて、一応うちの会社、百貨店に入って全国展開している会社だった。。。