コンテンポラリーダンスと英語とねことパンの日々
    

キャリアプラン

今日やったら
「Cc型/機知型発想タイプ。語彙が豊かで、文才あり。
 ユーモアやアドリブがきき、気もきく人。マスコミに多いタイプ」
になった。嬉しい。前はDc型だったけど、Cc型のほうがいいなと思っていた。
いずれにしても、図形型(理系)、図形言語併用型ではなく、言語型(文系)。

初めてENFJ(外向的直観感情タイプ"Teacher")になった。今までずっとINFP(内向的直観感情タイプ"Healer")だった。5年前はINTP(内向的直観思考)でビルゲイツ・タイプ。
ENFJは教師はもちろん、マーケティング・マネジャーに向く。憧れのキング牧師もENFJである。私には夢がある―キング牧師フォト・ドキュメント

憧れると、その人に似る。


ENFJ(外向・直観・感情・判断型)は、私の社会的な性格だ。
元はINFP(内向・直観・感情・受容型)の「醜いアヒルの子」だと思う。
いつも自分を「醜いアヒルの子」と感じて、自分はこれでいいのか、静かに「人生の意味」を問い続ける人たち。隠遁者。長老。
 
 

会社勤めに嫌気の差した人は、まず起業や独立を考える。
けれど、私の場合は、逆だ。
大学を中退してまもなく、フリーランスで翻訳の仕事をしたことがある。
独立するために、周到な準備をしたわけでない。
自分にとって自然なことだった。
これまで勤めた会社から仕事を請け負うことは、容易だった。


やってみて。責任が重すぎた。自分の肩にすべてがのしかかる。重かった。
自分ですべてスケジューリングする。胃が刺すように痛い。
今日の仕事の出来で、明日からの仕事の依頼が決まる。
明日には、仕事がないかもしれない。大きな不安を抱えながら、目の前の仕事をする。
フリーランスで働いている」というと、カッコよさげに聞こえる。
和名は「請負労働者」である。日本語に直すと、あまりカッコよくない。
んで、それが実情なのだ。いつ仕事を切られるかわからず、なりふりかまわず労働する。
実際、独力で働くことの重圧は、私には大きすぎた。朝起きられなくなるほどに。
会社との契約を解消したのは24歳のときだった。
24のとき以来、特に起業や独立への憧れはない。願望もない。


よくあるパターンと逆だ。
独立したからこそ、会社勤めの良さがわかる。今の私は、会社勤めのほうが楽。
会社勤めは、分業制だ。経理・事務・人事の人がそれぞれ担当する仕事をする。
販売の私は、現場を作る。現場のアイデアや顧客からの反応を、現場に生かす、または上層部に伝える。
自分の知らないことは、誰かに教えを請う。
分業は助け合いだ。チームワークだ。助け合いって便利な制度だなあと、日々実感する。

 
 

計算が苦手だ。
元々、超がつくほど文系なのだが。
社会人になってから、ますます数字に弱くなった。
大学生のときは、自分から数学の授業を取ったし、
中高生のときは、嫌でも数学的な思考や計算をする必要があった。
今は、計算するときは電卓だ。
日々、生活費の計算ぐらいしかやらない。


店のお金を扱う(例えば、レジのお金や金庫金を数え、仕分けする)のに、前より、時間がかかる。
3年前にはそれなりにできたことが、今はもっとできない。
やり方を忘れる。記憶力が落ちている。


人は、年を取るにつれ、個性がはっきり出る。
癖も強くなる。
という。
それは、今の私のようなことかな。(ただの老化現象だろう。)


努めて、嫌なこと、できないことにチャレンジしないと、自分の守備範囲は広がらない。
そうしようと思っているが、今の店舗では……。
上司(チーフ。社員ではない)があまりに私のお金の扱いが遅いので、
それは他の人に任せて、もうやらなくていいよと言い出した。
人が足りないなか、私がお金を扱うことで、仕事の能率が落ちる。
本社の人だったら将来的な展望を持ち、人的資源の成長を期待してくれるかもしれないけど、
現場は人が足りなくて汲々としているから、現場の効率を最優先するしかないのは、理解できる。




ちょっと難しいことにチャレンジさせる上司と、
できることだけやらせる配慮のある上司と、
どちらがいいんだろう。
前者に対しては「鬼!」と思うかもしれない。
後者に対しては「私を見くびるな、もっとしたいしできる」と思うかもしれない。
どちらの上司にも満足しない。裏をかえせば、同じことだ。
どちらの上司にも満足できる。
今の状況にある程度満足しようと思う。上司や同僚や会社に感謝しよう。


今年中に都心の店舗に移ることに決めた。
体力が持てばいい。
夏まで体力が持てば、都心の店舗に転籍願いを出す。
今のペースで働き、夏ごろに累積疲労でダウンするようなら、
今の店舗でできることをもっと極めよう。




翻訳して得意で大好きな英語だけに触れているのと、
販売して英語はたまにで、苦手な数字を扱うのと、私にとってどちらが幸せなんだろう?
お客さまのために今日もがんばれる。それが私の幸せだ。
IT業界のソフトウェアマニュアルを翻訳しても、その恩恵に(と言うのも偉そうだけど)あずかるのは周りのSE数名だ。それで世界を平和にできるわけじゃない。
今、みじめな思いをしている人に、笑顔と安らぎあふれる店の雰囲気で、一息ついてもらえたらと思う。


 



 

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