Da Vinci Code

『Da Vinci Code』
http://www.sonypictures.jp/movies/thedavincicode/
トレイラー面白かった。５月20日（土）全世界同時公開。

『ダ・ヴィンチ・コード』書評
ケーブルTV（どのchか失念）で、マグダラのマリアがキリストの妻だったという説を学者らが真面目な顔で検証していた。面白いなあ。
アメリカで暮らしていると、天使や悪魔の存在をリアルに信じる人たちに出会う。そのような人は身近にいる。旅の途中、自分のことを天使だという女性にも遭遇した（よく話を聞いたら、精神病の妄想らしかったが）。彼らにとって悪魔祓いの映画*1やダ・ヴィンチ・コードのような話はまったき現実だろう。もちろんエンタテイメントとして面白半分に観る現代アメリカ人も多いだろうけど。「Oh, my God!」「Jesus!」日常会話の感嘆詞にもよく神が出没する。アメリカにいると、神が身近に感じられる。この感覚を持って宗教歴史ドキュメンタリーを観ると、ぞくぞくしてしまう。

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CNNで、モルモン教（モルモン教徒たちはキリスト教の一派と主張するが、アメリカでは異教またはカルト扱いされる）の一夫多妻制の報道をしていた。一夫多妻の家族がたくさん住むコミュニティは、妻たちの嫉妬心からくる行動など、バランスが悪くて苦しみだらけだと言う元コミュニティの住人たちと、いやうまく行っていると言う住人たちと。きっとどちらのケースもあるのだろう。

The Church of Jesus Christ of Latter-day Saints (LDS) ※俗称で他宗教から「Mormon」と呼ばれる。1830年立教の新興宗教。
一夫多妻制の容認は立教当初に迫害される一因にもなり、創始者ジョセフ・スミスには一説によると４９人もの妻がいたとされる。現在のモルモン教会では一夫多妻は禁止している。現在も、一部のモルモン原理主義者と呼ばれる人たちは、モルモン教会と袂を分かち、一夫多妻を貫いている。
日本では、ケント・ギルバートやケント・デリカット、斎藤由貴などがモルモン教徒で知られる。

ユタ州（モルモン教のメッカ）に住むアメリカ人の友達でモルモン教徒の人がいるけれど、家族はとても仲が良いし愛にあふれるすごくいい人たち。特別にコミュニティに住んでいるわけではない。一般的な都市生活を送っている。教会に週一回通い、毎日家族で聖書を朗読する敬虔な『クリスチャン』だ。同じモルモン教徒でも、いろいろあるよ。

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CNNで、瞑想を実践する女優さんがキャスターのラリー・キングにインタビューを受けていた。日本の芸能人は瞑想を実践していても周りに言えないだろう。アメリカではオープンに言えるのか？（多分芸能人やNYCやLAや知識階級に限られると推測する。）　ヨガも、日本人は、インド人がやっているとうさんくさがるのに、ニューヨークやハリウッドのセレブがやっていると飛びつく。今東京でもヨガ流行ってるよね。普通にスポーツジムにヨガのクラスがある。

そもそも私の敬愛するキング牧師だってマハトマ・ガンジーに薫陶を受けたわけだ。インド恐るべし。
でもアフリカ行きたい。

*1:ロン・ハワード監督は撮影前に『エキソシスト』と『ローズマリーの赤ちゃん』を観返したそうだ。『ローズマリーの赤ちゃん』傑作だよな。ホラー嫌いの私でさえ、今でもありありと思い出せる。たまに赤ちゃんを見て彼女のように妄想する。『ローズマリーの赤ちゃん』を思い出し、吹き出しそうになる。