コンテンポラリーダンスと英語とねことパンの日々
    

存在の必然性について

どんなに小さな存在であっても、その存在がなかりせば、この地球や宇宙も成り立たない。存在ということ自体に、そのくらい大きな意味がある。


(略)


それは宇宙を構成するエネルギーの総量は増えもしなければ減りもせず、つねに一定量を保っているという、「エネルギー不変の法則」に表れています。


たとえば、われわれがものを燃やした場合に、その物質は消えてしまいますけれども、気体になったものと燃焼して残ったものと熱エネルギーに変わっているだけで、そのエネルギーの総量は変わらない。つまり、消えてなくなったのではなく、エネルギーの総量は一定という枠のなかで、姿、形が変わっているだけなのです。


エネルギーの総量が一定なのですから、無生物であってもどんな小さなものであっても、すべてが宇宙を構成するために必要欠くべからざるものなのです。


(略)


何百兆分の一グラムという微細なものが欠落しても、それは宇宙のバランスを崩すのです。だから、不必要なものはない。存在する以上、宇宙を構成するために必要なもの、あるいは必然として存在しているのです。


稲盛和夫の哲学〜人は何のために生きるのか』稲盛和夫(2001年)


感動。


確かに、プランクトンがいなければ、海は機能しない。
プランクトンってあんなちみっちょいのにな〜。


エネルギー不変の法則は、本当なのか。
調べよう。