コンテンポラリーダンスと英語とねことパンの日々
    

CREED, L'Aritisan Parfumeur, HERMES

3月7日に売場を革新的に拡大した伊勢丹新宿店フレグランスコーナー。
知らないフレグランスハウスが6つぐらいあり、
ボトルたちに囲まれ、
感極まって泣いてしまった。


CREED
1760年創業、欧州の超老舗ブランドなのに、日本での取り扱いが少ない。
ずっと試したかったCREED
・ヨーロッパで名香として驚異的なロングセラーを続ける
ユニセックス香水vetiver('48)の現代復刻版(2004)EDP。
香調:グリーン ウッディ。


Top notes: Bergamot, Bitter orange, Mandarin, Leaves of Vetiver
Middle notes: White pepper, Coriander, Rose pepper, Ginger
Base notes: Sandalwood, Haiti Vetiver, Amber, Musk

 ベチバー、ベルガモット、マンダリン(蜜柑)


森林浴。ユニセックス
あまりスパイシーでない=嫌味がない。ツンと来るものがない、爽やか感満載。限りなくグリーン。
ボトルもグリーンのグラデーションで綺麗、香りそのものを表わしている。
とにかく森林浴。このまま眠ってしまいそう。眠れない夜にどうぞ。


ベチバーとは思えないほどマイルド。
元来ベチバーという香料はもっと癖があり万人向きでない。


ムエットのみの感想ですまない。


◆L'Aritisan Parfumeur◆ ラルチザン パフューム
1976年調香師のジャン・ラポルトによりパリで誕生。
全製品が、自然の香料で創られているので、
肌の弱い方にオススメだそう。
http://www.artisanparfumeur.com
http://artisanparfumeur.jp


・Voleur de Rose バラ泥棒 EDT
輝く肌のMs.販売員にフロリエンタルをリクエストした。
紹介してくれたのがこれ。



 ローズ、フルーツ、ハーブ、アンバー、サンダルウッド


第一印象はとてもよかったが、
つけて30分ぐらいでほとんど香らなくなった。
自然の香料では限界があるのか。




HERMES
なぜ今まで試さなかったのか。不思議と縁がなかったが、
名香ぞろいのハウスだ。
・Un Jardin sur Le Nil ナイルの庭(2005)
日本で最も売れているユニセックス香水ベスト10に入る。
誰にでも好かれる癒しの香り。
ナイルの庭のおかげで一日中幸せだった…。
しかも日本で売れている香水にありがちな無難感
(私にとってはほとんどのブルガリのフレグランス)がない。本物だ。
頭の痛い時も邪魔にならない香りではなかろうか。
香調:フルーティ グリーン ウッディ


トップ:グリーンマンゴー、ロータスフラワー
ミドル:アロマティックラッシュ
ラスト:インセンス、シクラメンウッド


・Un Jardin en Mediterranee 地中海の庭(2003)
ナイルの庭より少しスパイシー。
この香りの男性がいたら抱きしめてしまいそう。
ラストはほのかに甘い。
6時間ぐらいたっぷり香ってくれた。
ユニセックス
香調:ウッディ グリーン フルーティ


トップ:イチジク・乳香
ミドル:レッドシダー・ベルガモット・オレンジブロッサム
ラスト:ホワイトフローラル・セイヨウキョウチクトウ


ナイルの庭、地中海の庭、共に購入決定。


・Terre D'Hermes テール・ド・エルメス(2006)
メンズの名香。トップにくらくらKOされ、ついていきそうになったが。
実際つけてみると、ミドルとラストは、ほとんど親父臭さに近い。
男性の肌の上では、違う香りになるはず。
ぜひ試してほしい。本物の香りだ。


トップ:グレープフルーツ、オレンジ
ミドル:ローズ、パチョリ、ゼラニウム
ラスト:ベチバー、ペッパー、ベンゾイン


そういえば、エルメスといえば、レディースの名香カレーシュ(1961)。
あと1995年に発売された24(ヴァンキャトルフォーブル)。
後者にピンと来なかったので、エルメスの存在を忘れていたのだ。
最近のエルメスの作品(商品)は好きだなあ。