コンテンポラリーダンスと英語とねことパンの日々
    

トヨタコレオグラフィーアワード2010最終審査会

2010年7月19日(月祝)15:00〜18:20
世田谷パブリックシアター


ファイナリスト6人のうち、キミホ・ハルバート『White Fields』だけ世界観がやけに大きかった。
グローバルに育ってきた彼女の感覚の表れか。
舞台芸術も奥行きがある。
広い舞台を使い慣れている。
キミホのみ、踊り慣れたプロフェッショナル感が満載だった。
受賞確実と思われる。
(少なくとも2賞のうちいずれかは)


神村恵『配置と森』も、キミホほどのダンスの強度はないが、舞台美術が印象的だった。
かなりMacを連想させる白い立方体が等間隔に舞台に配置してある。
職場にいる、OL、サラリーマンの5人。
音はずっとノイズ。
動きは、何ですかね、あまり派手な動きはないですけど、印象に残る動きでもなかったですけど、なんだか、、、。


受賞発表まで会場に残らなかったので、
結果を待つ。


上手を向いて観客に尻向けて踊ってる人たちが多かったのだが、流行ってます?
バレエのパロディが2作品連続だったのだが、常套手段? 流行り?
コンテンポラリーに飽きた人たちがあんなことするんだろうか。


結果
次代を担う振付家賞 古家優里『キャッチ マイ ビーム』
オーディエンス賞 キミホ・ハルバート『White Fields』