コンテンポラリーダンスと英語とねことパンの日々
    

強さとは 2

「母の愛を受け取るのは、敗北だ」という感覚が、自分の中にある。
母の愛を受け取らず、母国を切り捨て、ひたすらやっていく。
うーん、そういう人生だったなあ。
何故、敗北だと感じるのだろうか。
私は、強さを勘違いしているのかもしれない。
誰かが言ってくれたように、強さとは忍耐なのかもしれない。
ひとつのものを信じ、残りすべてを捨てるのが強さか。
宗教的修行者はそうかもしれない。
けれど、俗世に生きる強さとは、混沌をも引き受け、中庸で生きることかもしれない。


私自身の力で、ずっと考え続けた。
けれど、答えはいつまでたっても、見えなかった。
私の体には、もはや考え続ける力が残っていない。
生命力が、消えうせようとしていた。
母の示す、伝統宗教のメソッドを受け入れた。
一見、敗北かもしれない。でも、これでやっと楽になれる。
安堵。。。
人生の問題に対して、思想的な解決はできなかった。
敗北、けれど、精神的な安定。


エゴの敗北?


私は私である。それだけなんだけれど。
私の中にはインディゴもあり、グリーンもあり、
イエローも(もちろん他の多様な色も)あるけれど、
本質的に私は光であり、
究極的には私は無である。
そこに落ち着く。
どうもありがとう、みんな。