コンテンポラリーダンスと英語とねことパンの日々
    

バレエシューズを打つ

ベジャール・バレエ・ローザンヌ
リヨンオペラ座バレエ団、
フランクフルトバレエ団にて
ソリストおよび振付家として活躍した
ダンサーのバレエクラス。


踊る喜びを素直に表現できるクラス。


なぜなら彼自身が透き通った瞳を持つ、
まるで少年のような人だから。
彼はさらに教師として余裕がある。
一人一人にアイ・コンタクトを取り、
懇切丁寧に指導をする。


このスタジオの先生は当たりはずれがある。
教え慣れてない、「踊れるのが当たり前よ!」
踊るのが当然なエリート環境しか知らない
先生のクラスは辛かった……。
そのあと1週間バレエを休んだほど
つまらなかった。


今日は、足の中指に力を入れろと言われた。
そのほうが立つとき安定するらしい。
指を意識していたら、帰りの電車で
左足の指全体が筋肉痛だ。
足の指が筋肉痛って滅多に無いよね!?
 
 
 
 


先々週の水曜日の
元某日本バレエ団ソリストのクラスにおいて。
右足のバレエシューズの底が親指の胼胝(の跡)に当たって痛い。
きちんと手入れはしているから、
他の靴で当たることはないのに。
バレエシューズのときだけ変に圧迫される。
何故お前だけが私の邪魔をする?
バレエシューズに対して猛烈に腹が立った。*1
バーレッスンの合間、先生が説明しているときに、
私は思わず右足のシューズを脱ぎ、
「くそっ」と小声で罵り、右手のシューズを振った。
(というか、左手で打った。)


気がつくと、隣の男性がじっと見ていた。
まあ、ただ見ていただけだと思うけど。


クラシックバレエのクラスで、
バレエシューズに対して舌打ちする人は何人いるだろうか?
私はバレエシューズがあまり好きではないらしい。
裸足で踊るのが好きだ。
やはりモダン/コンテンポラリーよりなのであった。
 

(バレエシューズはなるべく履かないことに決めた。) 
 
 


今日も、sweetなピアノの音が流れてきて
(ピアノ生演奏のスタジオなのだ)、
気持ち悪かった。
シャドウボクシングをやりたくなった。
何故バレエスタジオでボクシング?


そのあと中性的な音楽が流れて
(何がどう中性的と説明するのも難しいが)、
楽になった。



モダンもコンテンポラリーもバレエも、
どれか一つは選べない。
皆わたしには必要だとわかったから。
少しぐらい嫌なことがあっても通うよ。
文句言いつつ、好きなのだ。

*1:仕事がハードで疲れていると怒りやすいです。