コンテンポラリーダンスと英語とねことパンの日々
    

ひとつひとつが、あなたへの恋文

 世界中の恋人たちが物を贈り合い、愛を語る。
 私たちは消費することを煽られている。
 私たちの意図はすべてマーケッターにお見通しなのだ。
 あるいは私たちは、マーケッターの思い通りに動く駒なのかもしれない。


 企業は「クリスマス商戦」などと宣い、どのように私たちを煽ろうか、戦略を立て技巧を凝らす。


結局、彼が私に贈ってくれた、愛のこもった可愛らしい音楽だとか、
画家ののりたまさんが送ってくれた、手製の和紙に筆で書いたお手紙と朝顔の種だとか、
誰にも真似できないオリジナルなもの、
本当に気持ちがこもった、その思い自体が、
いちばん素晴らしいものなのだ。
ドキドキ。


 その思いすら、消費社会に呑み込まれる。
 「あなただけのフレグランスを作りましょう」(新宿高島屋






アーティストの作品は、ひとつひとつが、恋文。
人の心を鷲摑みする。


自分のブログももっと、
・これを描かなきゃ死んでしまう、
・いちばん大切なあなたへ
という要素を濃くしていけたらな。


Bjorkの美的感覚aestheticが理想。