コンテンポラリーダンスと英語とねことパンの日々
    

岡田尊司『なぜ日本の若者は自立できないのか』

岡田尊司『なぜ日本の若者は自立できないのか』

なぜ日本の若者は自立できないのか

なぜ日本の若者は自立できないのか


1.

視覚空間型(スティーブ・ジョブズ型)、聴覚言語型(バラク・オバマ型)、 視覚言語型(ビル・ゲイツ型)などの人の特性をタイプ別に分類。

まさしく自分は視覚言語型だろう。
学者に多い。
法律・会計など、明文化されたシステムのなかで機能しやすい。
またはITなど技術者としてうまく行く。
営業に不向き。
興味のあること以外に、まったく関心がない。
完璧主義。
一つでも論理に破綻があると、前に進めない。


とにかく文字で書いてあると納得する。
視覚空間型のような、直感で動きながら考える(動かないと考えられない!)、のような動き方はしない。
分析に長ける。
マイペース。


五教科、数学、語学に力を発揮する。社会に出てからは適応が弱い。
世間話が苦手。
社会スキルを訓練する必要。


聴覚言語型は、会話で習う。人から聞いて覚える。コミュニケーションに長ける。あいまいな情報処理。情緒が発達している。なかなかNoと言えない。


聴覚言語型と視覚言語型が組むと、鬼に金棒、
と書いてあった。


ちなみに、視覚空間型は、デスクワークに向いてないので、学校にいる間は芽が出にくいが、社会に出ると、俄然実践に秀でる。


2.
個性に沿った教育をせよ、と筆者は言う。少なくともこの3タイプぐらいの場合分けはしてほしいらしい。
確かに、現在の学校教育はあまりにも画一的だ。


ただ、ある意味社会とは、一つのルール(憲法・法律)に則り、動いているので、軍隊や体育会のように、その規律に合わせることも学ばなければならない。と私は思う。
「個性を生かす教育」って難しい。。。


3.
あらためてINTP(INFP併用)であることを確認、
岡田氏(精神科医。哲学科中退)の語り口に、安堵感を覚える。
パーソナリティ障害、アスペルガー症候群の専門家。